風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ハウスオブカード 野望の階段

大統領選に貢献したことで、アメリカの国務長官になるはずが、そこからはずされたフランシスという男が、逆襲のために権謀術数の限りを尽くして、人をハメ、メディアを操り、のし上がって行く話。シーズン8でようやく完結したので見始めた。一度、シーズン1を6話くらいまで見たのだが、登場人物の一人が自殺してしまったのを見て気分が悪くなって見るのをやめていた。そのときはまだ完結していなかったし。完結したことを知って、また見直しているところ。

相変わらず笑うところがひとつもない。フランシスのヨメのクレアも只者ではない冷酷な感じ。全く誰にも感情移入できない。フランシスもクレアも野望の規模がデカすぎて、何をしようとしているのかわからない。それを我慢して見ているうちに、そういうことか、となるのかもしれない。

口当たりの甘いアニメを見続けてきたので、こういう苦味しかないドラマを見るのもたまにはいいか。野望で動く世界もある、と。真面目に仕事しよう、世の中は甘くないのだ、という気分にもなる。