風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

仕事がある、

渋々ながら机に座ってパソコンを開けば、こちらの気持ちなどお構いなしに仕事がメールの形で送られてきている。やらないといけないな、と、メガネを近視用のものに切り替えて仕事に取り組み始める。んー、どうしたらいいんだろうか、と考えて、そうしてこうしたらいいのではないかと思うようなメールを書けば、もう仕事が憂鬱だとか言ってはいられない。やらねばならないことを片付けていくモードに自分を切り替えていくしかない。

 

こんなことできるのだろうかとやり始める前には思うことも多い。こんな質問になんて答えられるのだろうか、と思うような質問もくる。つまり自分にできるかどうかわからない仕事が自分を待っているのがこの仕事の苦しいところだ。その不安と闘いながら、色々調べていくことでなんとかなってみて、また今回もどうにかなった・・と一息つくような俺の仕事だ。

身体が疲れやすくなったので仕事することそのものが少ししんどい。が、やれることの引き出しは若い時よりも多いので、体力のせいでやる前には憂鬱な仕事も、やっているうちに大抵はそれなりのかたちにまとまっている。いつも始める前には、できるんだろうか、と滅入る。が、始めてみれば95%くらいはそれなりに片付いてきた。

 

仕事がない時には、なんとなく色々な資料を読んでみたりする。が、あまり有効に時間を使えているとは言えない。やらないとならないことに向かいながら、一歩ずつ、できなかったことをやったことがあることに、知らなかったことを知っていることに、どうにかこうにか変えながら進んでいる。

 

こうして仕事があることに感謝するべきなんだよな、とも思う。昨年の今頃のブログを読んでみた。息子の受験のことを心配してソワソワしていた。来年はまたきっと今頃別のことでゲンナリしているのかもしれない。そんな風にして一年がまたすぎて行こうとしている。、