風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

自分が会社から消えても

別に会社を辞めようとか思ってはいないが、もう少し自分の責任感のようなものは弱めて、俺ができなければ代わりの誰かがいるし、代わりの誰もいない時には、それが会社の限界点ということで、それに関する仕事は無くなっていくのだろう。

やれないかもしれないことに緊張とストレスを感じて自分の心をすり減らしてきたが、とにかくやれるだけのことはやはりやるものの、できない時には、できませんでしたと言えばよいんではないか、と、今は思う。

周りの人がやれているのだから自分もやろう、とか、そういう使命感や責任感のような荷物も肩からおろそう。

 

余裕が必要なんじゃないかな、心の余裕が、今の俺には。心の余裕はきっといろいろと自分をあきらめて、いろいろなことを自分に許して、荷物を減らして、片手を空けて、そのときに自然に生まれてくるものであろう。

俺は大したものではないし、それほど飛び抜けて優秀なわけでもない。まずはそれを事実として受け入れるところから始めようと、心の入れ替えを思い定めた52才の年の瀬。

52歳か、もう年寄りじゃん。