風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

寝てくれ

朝起きた時にうつ病がつらいのは、眠気が世界の認知をヒリヒリした厳しいものに感じさせるからだと思う。よく寝たと思えた時は、世界は温かみを帯で、のんびりとゆったりとしているように思う。だから睡眠を削って仕事をしている人たちには、それをやめてほしいと思う。病気になっちゃうよ。

眠い頭で不安なことや嫌いな人や仕事について考えると、頭の中でそれが反響して、もうダメだという気分になってくる。いやいや、なんとかなるだろう、と思い直すには強い心が必要で、そのためには十分な睡眠はとっておくべき。

 

俺は人が居眠りしているのを見るのが好きだ。

ツマがコタツで寝てしまったのを見ると、そのまま放置しておく。息子が900になるまでずっと眠りこけているのを見るのも何だか健康なものを見るようでうれしい。

適応障害になった時は昼でも布団に入ってひたすら眠って、破損した脳の復元に精を出した。身体がそれを許すのなら、眠って眠って心を回復した方がいいと思う。