風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

穢れ落とし 冬休みの残り17日

冬休みにやるべきことは、とにかくリフレッシュだ。頭にこびり付いた会社の苦手な人のことや、仕事関係の憂鬱などを綺麗に洗い流して、また冬休みが明けた時には新たな気持ちで仕事に取り組めるようにすること。何かを、やらないとならないこと、としてしまうとそこにプレッシャーを感じてしまうのがイヤではある。が、それでも、仕事のことをどれくらいか忘れることができたのか、を、意識しながら過ごしたい。

まずはその苦手な人から、冬休み明けまでにやって欲しいといわれていた仕事、冬休み明けまでを完了日にするセンスがイヤラシイよね、をまずは終わらせることにした。

ツマと息子は寝ているが、パソコンを開いて1時間半くらいで片付いた。これなら文句はあるまい、というかたちになったので、資料を添付してメール送信。来年は接点が大幅に減りますように。ナムナム。

やらないとならない仕事が終わって、これで、あれやらないと、と思い出すことはなくなった。穢れ落とし。

 

目玉焼きを焼いて食べ残っていたクロワッサンを食べて、朝ごはんとする。仕事が終わった頃にツマと息子が布団から出てきた。

全長5ミリくらいのタニシの赤ちゃんが水槽の壁にくっついているのを発見。俺の水槽で新しい命が生まれた。誰だ、俺の水槽のことをガス室なんて言ってたやつは。今の水槽はタニシにとって棲みやすいということか。

 

ツマのオススメで、コンフィデンスマンJPを視聴。長澤まさみが、美しくてハイテンションな詐欺師を熱演。こんなことないない、という無粋なことをフジテレビのドラマでは言ってはいけない。その荒唐無稽を楽しまないと。脚本は、古沢良太という人で、アニメのコンフィデンスマンも手がけている。あれで幾度も、えー、これも仕込みか、と、びっくりしたので、きっとこれもそうだろうなと思って疑り深く見ているのだが、二重三重に嘘が仕込んであって、なかなか全部の嘘は見破れない。ここまでやるか、と、騙される爽快感が気持ち良い。

 

息子を将棋道場まで送り届けた。隣の駅なのだが、起伏が激しいのでツマは坂の途中で弱音を吐いていた。俺よりも運動不足気味である。大丈夫か? スーパーで生餃子を買って帰った。

フレッシュネスバーガーでスムージーを飲む。

そして老後のことや家の貯金のことなど、どんよりした話をツマと交わす。義父の貯金がなかったら、息子を私立に入れることも、義母をホームに入れることも難しかった。お金である。俺の両親が死んだ時のこと、ツマや俺の老後のこと、など考えると明るい気持ちにはなれない。

コロナで生活が壊れた人、コロナの前から既に切り詰めた暮らしをしている人。みんなよく暮らせているな、と、不思議にすら思う。怪我と病気には気をつけようと思う。俺が働けなくなったら我が家は大ピンチだ。俺のメンタルを削るような人からは遠ざかろう、と、改めて思う。

 

ツマが、俺がロストジャッジメントをしているところを見るのが好き、ということなので、このゲームを始める。そして、サブエピソードの回収に励む。メインシナリオはもう終わり直前なので。一作目の方がエピソードが向こうからやってくる感じだったし、エピソード発生条件も弱かったのでそこは遊びやすかったかな。

が、こちらは、音ゲーあり、レースあり、スケボーゲーム、ボクシングあり、と、色んなもので遊ばせてくれるのは面白く、これはこれでよく作ってあると思う。街のあちこちへの愛着は一作目の方が湧いたけれども、こっちも悪くはない。

 

息子が将棋道場から帰ってきた。磯部焼きを作ってやった。そして、俺は餃子を焼く。今までで一番上手くできた。餃子を蒸す時にさす水を、今回は熱湯にしたのがよかったのかな。水の量や火加減など、餃子もなかなか奥が深い。次からはこのやり方でいつも作るようにしよう、というのができたのが、うれしい。

実家で母親が作っていた餃子は、よく合体していて、ほとんどが中身のあんが出てしまっていたな。

 

ケーキを食べた。クリスマス気分を軽く味わった。息子がまたもや将棋をやろうと誘うので対戦。1勝4敗だ。息子の方がよく研究しているので、少し変な打ち方をして撹乱させようとするのだが、結局はこちらが負けてしまう。強いよ。

 

デスストランディングを夜の11時から始めた。夜更かししたら、朝早く目が覚めずに、ぐっすりと7時とか8時まで眠れるかもしれない。夜中に起きてしまうのはもうイヤなのだが。

このゲーム、ムービーがちょいちょいと入って、その間はセーブができないのでやめ損なってしまう。予定よりも長く遊んでしまった。結局、午前1時まで遊んだ。あくびもとまらない。これでもう夜中に起きてしまうことはなかろう、と布団に入った。

これで朝まで眠れることだろう。

 

嗚呼、それなのに。

翌日はまたもや4時半に目覚めてしまうのであった。

でも、それは別の日記に書くことにする。