風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

嫌われる勇気 俺編

仕事が異様に忙しくて、とうとう間違えて二つのお客さんの会議をダブルブックしてしまった。一つの方の会議を欠席することを社内で調整して、なんとかことなきを得たが胃液が逆流しそうになるくらいに調整中はドキドキだった。おれの不参加になった方には、頑張って会議を取り回してもらうしかないのだけれど、もはや、まんべんなく色々な人たちに満足してもらうことはできないな、と、思い知らされた。

金曜日はプロジェクトから17:00にあがるようにさせてもらっているが、これを18:00までに延長できないかと、プロジェクトマネージャから打診された。延長は出来ない、として返事をするつもりだ。これも家庭を取るのか、仕事をとるのか、というよくあるやつになる。これもまた、誰に迷惑をかけるのかを選ぶ話。

夜の8:00を過ぎると眠くなってしまい、仕事のパフォーマンスがさがる。錦糸町でおととい21:00まで会議をさせられた時には、目に見えて俺がぐったりしていたらしい。仕事がつらかったというよりも、肉体的にクタクタだったのだ。もともと遅い時刻に働くのは苦手なのだ。長い時間、働けない。ましてや5:00に起きてしまうこの頃、21:00に働き続けようとしても、もう集中力がもたない。

夜中に平気で働ける人から見たら、怠惰に見えるかもしれないけれど、もうこれは俺から見たら個体差のようなもので、それを乗り越えろと言われても弱ってしまう。体質みたいなものだと周りの人には理解してほしい。

 

こうしたせめぎ合いの中で、一人ひとりが選び取った生き方にあわせてそこに描かれていく人生模様。誰かに嫌われたりすることはあきらめたり、うけいれたりしながら、いつしかそこに描かれている。