先週、息子がツマと千駄ヶ谷の将棋会館に行った時のお土産だ。携帯にぶら下げている。
息子が俺のために自分の小遣いで何かを買ってきてくれたのは、これが初めてだ。
俺も息子も桂馬が将棋の駒の中で一番好きで、二人とも同じではつまらないということで息子が俺に桂馬を譲ってくれて、自分は銀将にしたのだ。俺は歩兵でもいいよ、と息子に言ったのだが、買う間際になって考え直したらしいことを妻に聞いて、ちょっと感動した。俺を喜びせようと思って、買う直前に自分は我慢して、俺に桂馬を買ってきてくれたのだ。優しいエピソードではないか。
このキーホルダーは俺の宝物。