風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ロールモデルとしてのコロンボ

中学生のころにサラブレッドブックスというところで出ていたコロンボのノベライズにハマって、貪るように読んだ。30冊くらい読んだのかな。俺がなりたい大人ってこういう感じだ、と中学生のころに思えたのは幸運だったと思う。

腰が低くて、まったく偉そうではなくて、弱いものに優しくて、貧乏くさくて、人に馬鹿にされつつも、毅然としているところはしっかりあって、そしてなによりも観察力が鋭くて結果を出す。俺の中ではヒーローのような存在だった。

今の時代の若者たちにはそういうヒーローのようなものがないのではないか、あるのだろうか。ヒーローのような大人のいない時代、人との付き合い方をどのように組み上げたらいいのだろう。