風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

買い物しない日々

エンゲル係数という、貧しさを評価する指標がある。家計の中で食費の占める割合が高いと、エンゲル係数は高くなり、高いほど貧しいのだという。なるほど我が家のエンゲル係数は随分と高いことだろう。いわゆる光熱費と通信費用をのぞくと、ほとんど我が家のお金は食べ物代だからだ。うちは貧しいんだなぁ、きっと。だから貯金がなかなか貯まらないのだろう、と思った。

でも、買い物に出かけても、買いたいなと思うものがない。外出が減って服も買わなくなったし、家具や食器はもうおおよそ固まってきたし。買うのは本とゲームソフトくらい。あとは洗剤などの消耗品だけ。これでは日本の景気も良くならないはずだ。

なので、投資するべき事業がないので、金融商品にお金が集まって株価があがったり、不動産があがったりしている。それで貧富の差がますますつく、ということになっている。

今住んでいるマンションも10年くらい住んでいるのだが、近所が売りに出されるので見てみると、買った時とあまり値段が変わっていない。