何だか仕事っぽい夢を見てあまり愉快でない目覚め。空はようやく晴れ間が出始めていて、雨の呪いもひと段落か。
天龍寺に行って天井に龍がいるところで一服。堂のどこにいても龍と目があう、ということだったが、確かにそんな感じがした。晴れ間はさしていたが天気雨。
そのあと竹林へ。その途中で羅漢像がたくさん並んでいるところを通った。
竹林の道を散歩。確かにいい味出てる。
ツマが目をつけていた嵐山のカフェは20組待ちくらいになっていて大人気。名前を台帳に書いて30分くらい待っていたが、なかなか名前を呼ばれないのであきらめて、牛肉の美味しそうな店を嵐山に見つけたのでそこに移動。喜重郎という店。20分くらい待ってから店に入り、息子はモモを、俺はロースのお重を食べた。びっくりするうまさ。
それから四畳半神話大系の聖地ともいうべき、下鴨神社へ。空気が静謐で神聖なるものを感じた。伊勢神宮と同じものを感じた。
あまりの聖なる雰囲気にお守りを買おうか迷った。が、結局、そんなものをあてにしたくない、という気分に軍配。今回はおみくじもひとつも引いていない。お守りも買っていない。
足が疲れたので甘味処でモナカを食べた。
智積院が今夜のホテル。三十三間堂の横を抜けて宿坊へ。結構建物も新しいし、便利と言える立地ではないが安くてありがたかった。
晩飯を食べに京都駅へ。そこから少し歩いてたどり着いた、息子がネットで見つけたイタリアンは予約でいっぱいだった。京都駅に失意の後退、京都回りの閉店は早いのだ。
が、かろうじてラーメン小路で、少し行列に並んで、中村商店という店で塩ラーメンにありついた。うまかった!苦し紛れに並んだ店がこんなに美味いとは、ラッキーパンチが当たったという感じ。
お腹も心も満たされてバスで七条にもどり、そして宿に戻って眠る。
ツマが頭痛がひどいというので肩を押してやった。ガチンガチンだった。