3/22に仕事を始めたのだが午前中は頭が回らなくて自分でも心配になるくらいだった。脳味噌の病気かもしれん、と、真剣に思った。会社辞めたあと、こんな頭脳でやれる仕事って何があるだろう、と。
会社のパソコンのパスワードが思い出せない。仕事で作ろうとしているシステムのことも、何だかブヨブヨしたゼリーみたい感じで、よく思い出せない。予期しないことが起きた時に頭がフリーズする。なので、資料を人にうまく説明できない。
その日の午後には何となく頭のエンジンが動き始めて、判断も気づきもこれまで通りにできるようになった。京都旅行が体力的にかなり過酷だったので、脳味噌の何かのスイッチが切れてしまっていたのだろう。転職しなくてすみそうだ。しかし、あんなに頭が働かなくなるなんて。
それだけ旅が面白かったのだ、ということにしておく。
アルジャーノンに花束を、の前編のように、頭がダメな状態から賢い状態に変わっていくのを体験できた。