風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ブーメランの男

俺が昨年酷い目にあった、某化学系の会社のプロジェクトマネージャーを投げ出して他社に転職した人が、1年くらい外の水を飲んで、そしてまたうちの会社に戻ってきて同じポストで仕事をしている。その節操のなさが気に入らないのか、俺を置き去りにして会社を去って、そしてプロジェクトが終わってから戻ってきた身の振り方のズルさがイヤなのか、ツマが彼に対して大変腹を立てている。

あのプロジェクトは営業段階で話がおかしくて、役割分担がちゃんと整理されていなかった上、プロジェクトに割り当てられた人たちも戦力としては不十分だったと思う。彼が逃げてしまったのは、健康を守るためには仕方なかったかな、と思う。

俺がひどい目にあったのは彼の後任の俺への接し方がいやだったのと、難しいところを俺がやるしかなくて孤独だったのと、が、理由で、彼が残っていたところで何にも変わらなかったろう。

 

自分ごとだと平気だけれど、家族のことだと腹が立つということってあるかもね。