風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

いざ、鎌倉 2

昨日だけで鎌倉殿を4話観た。仕事がゆるくて勤務中に2話くらい観てしまったのだが、話自身も面白い。脚本が手慣れているのは確かだが、小人物だが、したたかで、そして運だけは良い頼朝を、大泉洋がうまく演じている。そして話の内容がもともと面白い。小さい勢力の今の源氏が、平家を滅ぼすとはとても思えない。しかし滅ぼすということは歴史が伝える通りなので、この状態をどうやって巻き返すのだろう、というところに興味が尽きない。刑事コロンボ倒叙式の構造と同じ。ここから犯人を逮捕できるとは思えない、というところから、どうやって逮捕するのだろうか、というところだけで観てしまう。日曜の大河ドラマでこれだけ熱中して観たのは初めてだ。