風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

不景気きたる、1ドル140円の衝撃

アメリカはインフレに苦しんでいるらしい。戦争で一部のものの値上がりをおこして、そこから派生する形で商品の値段が上がっていく、それに負けないようにアメリカは金利を上げて経済をスローダウンさせようとしているのだが、そのせいで金利差が生じて、日本やヨーロッパとの通貨の為替差が広がっている。

アメリカから輸入している小麦や大豆はさっそく値上がりすることだろう。トウモロコシも。なので、パンは以前のようには気軽に買えなくなってくるだろう。日本もついにインフレの圧力が高まっている。しかし給料があがる気配はあまりないので、単にみんなが食費で生活が圧迫されるのだろう。うどんや、ラーメンも影響を受けるだろう。うーん、ラーメンが値上がりするのは困るなあ。吉野家の牛丼も、アメリカ産の牛肉をメインで使っているし、燃料費の高騰でハウス栽培をあきらめる農家や、飼料の高騰で酪農をあきらめる人たちも出ている。

俺のもっている株も今のところまったく冴えない。

配当金目当てで買った株はじわりと地味にもうけを出してくれているし、何しろ配当金がもらえるのでうっすらと家計の助けになっている。今はどの国も投資はあまり冴えない状態になっているようだ。戦争が落ち着いたらよくなるのだろうか。もう世界は少しずつ不景気に突入していく、ということなのだろうか。