風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

しごと

誰かがやらなくてはならない、やる人が必要とされる仕事で、やりたがる人が少なくて、難しくてやれる人がすくない仕事は、頼りにされるのでやりがいもあるし、他にやれる人がいないから給料も多くもらえる。何を仕事にしてもよいと思うけれど、この基準で仕事を選ぶのが良いと思う。

売れはじめて需要はあるが、なにしろ資料も少ないし不具合も多くて、相手するのがゲンナリするような俺の部署が扱っているソフトは、仕事としては悪くないと思う。うんざりするような不具合や、ダメなサポート体制は俺の仕事を面倒にして、大変にするのだけれど、それは結局、参入障壁になって俺の立場を守ってくれるわけだ。サポートもよくて、いい資料も出回るようになったら、俺の仕事は簡単になるけれど、そのせいでやる人も増えてくるので給料も頭打ちだろう。

くそ、やってられるかよ、と、言いたくなるような仕事で、他の人がやれないようなことをやる仕事なのであれば、それは悪くない仕事ではないかなと。

だから、小学校の先生はやりたい人が多いせいで、あんなに過酷なのに給与がなかなかあがらない。

 

それから一度に大勢を相手にできる仕事がもうかるので、IT系は効率が良い。あとは本を書くとか、YouTubeとか、芸能人、などはもうけやすい。もちろん売れないとだめだけれどね。一度に限られた人数しか相手ができない、美容師や、介護士臨床心理士、タクシーの運転手、塾の講師などは、大きく儲けるのはむずかしかろう。

 

人がやりたがらないこと

できるようになるのに時間がかかること

相手にできる人数の限りがないこと

などで、仕事を選ぶとよいと思う。