おいしい朝食を頂いて、ブランシェット南紀白浜に別れを告げる。
白浜駅から電車で串本に移動。予定よりも5分くらい早くバス停にバスが来て慌てたが、うまく乗ることができた。串本駅までは特急であっという間なのだが、電車の本数が少なくてびっくりする。3時間に1本くらいしかない。串本には本州最南端の潮岬がある。
串本海中公園に連れて行ってくれるバスに乗って、海中公園に行く。写真にあるようなウミガメが近くにいるのを楽しんだり、大きな水槽に手を入れると海老がくっついてきて、目に見えない何かを食べてくれるらしい。これも初体験。
それから海中展望塔に行く。風が強くて波が強くて海中も大荒れ、魚も泳いでいると言うよりも流されないように懸命にさからっている、という感じ。でも実際の海の中が楽しめる、という点ではなかなか得がたいものを見れたと思う。
ミカンアイスを食べて、カツカレーを急いで胃に入れてまた駅に移動。
桟橋でまっていると半笑いのカメが意匠された船がむかえにきてくれた。
ホテルの上の方の階に部屋を取っていたわけだが、エスカレーターに5分乗らないと部屋につかない。すごいホテルだった。
宿の晩ご飯がいまいちだったということで、ご飯の予約はしていなかった。
船に乗って紀伊勝浦駅の近くにある「たんぽぽ」というラーメン屋まで歩いて行って、和歌山ラーメンを頂く。これが和歌山ラーメンか。麺にあまりこしがなくてさらっとしているのが特徴かな、スープは味噌豚骨らしい。味も結構単純でまっすぐ。おいしかったが、個人的にはやみつきになる、という感じではなかったかな。でも一度食べてみたかったので、確認できてうれしかった。
本物の洞窟を利用して浴場を作った「忘帰洞」という名前の露天風呂も非常に味があって面白かった。浴槽から海が目の前だ。ざぶーんと波が打ち寄せてくるのを楽しみながら湯に浸かる。なんという贅沢な時間。エレベータで30秒くらい降りたら1階につく。そこから浴場まで一本道を歩く歩く。通路に飾ってあったひまわりの造花がいじらしい。
鍾乳洞大好き、お風呂大好きな俺にとっては、ハンバーグに焼き肉が乗っているようなものだ。大喜びでした。足の日焼けが痛くて「いたい。いたい」と言いながら浴槽に浸かった。
この日は妻のアシを俺がもんであげる番。