風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

来生たかお


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セーラー服と機関銃、という映画が昭和に流行したのを知らない人も多いと思うが、その映画の主題歌を作ったのが、来生たかおだ。けだるげなアンニュイなメロディーラインと、そしてやはりけだるげな歌い方が好きで、よく聴いている。

シルエットロマンス、それから中森明菜のスローモーションやセカンドラブなども彼の作品だ。歌詞はだいたい、うまくいきそうでいかなさそうな危うい恋愛の予感のようなものを、うまくすくいあげたものが多い。「翔んだカップル」という漫画をドラマにしたものがあったのだが、その主題歌も彼が歌っている。

息子と俺のカラオケバトルでは、2勝1敗で彼がちょっと勝っていた。俺の、さだまさしも、ユーミンも、寺尾聰も、どれも彼の、前前前世に勝てないでいた。

ということで、ついに持ち出してきたこの来生たかお。歌いやすいんだよね、メロディーの流れが。やはり昭和の人は昭和の歌を歌ったらいいということだろうか。DAMというカラオケ採点で88点を出した。この辺が俺の精一杯か。90点台を出せるようにしたいと思うのだが、それをかなえてくれるのは、きっと来生たかおのけだるい曲たちに違いない。

 

歌を聴きながらツマが「これは高得点の予感」と言っていた。やはり高得点が出るときの歌は人間が聴いていても「うまいかも」と思わせるようで、DAMの採点もばかにしたものではないらしい。