風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

蝉しぐれ

藤沢周平の代表作。

本を読むのが好き、などといっておきながら、名作を手に取っていないのはいかがなものかと自分で思って買った。侍の3人の少年のそれぞれの思春期の有様を書いているのだが、まだ全体の1/5くらいしか読めていない。トイレで少しずつ読んでいるので。この表紙絵のように船に乗って男女でどこかへ行くのは、まだまだ先になりそうだ。小説は読みやすいし、話もきれいだ。出てくる人たちもまっすぐでまじめで一生懸命なので読んでいてとてもすがすがしい。文章もさすがに美しい。

名作と誉れ高いだけのことはある。

仕事の合間に読むことと、ゲームで遊んだりもしたいので、小説を読めるのも年に10冊くらいになってきたので、選びながら本を買おうと思う。そういう意味では、やはり評判が定まっているものは読みやすい。