風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

俺の仕事への角度 2

早く片付けることにどれだけ自分が執着しているのか、について書いたが、それよりも大切なことがあって、それは、依頼が意味のある大切なことなのだ、と、自分で得心することだ。これは思い込ませる、と言っても良い。

なんでこんなことをするのだろう、どーでも良くないか?という依頼もくる。なんで俺がやらないとならないんだ?といいたくなるような内容のものもある。イヤだなあ、腹立つなあ、と、思っていると絶対にスピードが出ない。これについては理屈をこねてもあまり効果がない。頭で納得しようとすればするほどに、こういうものは心が弾いてしまう。

なので、まずは、これってこういう風に片付いたら面白くないか、こうやって仕上がったらカッコいいよな、と、まずは自分を乗せたり騙したりする。自己満足するための、ゴールをモヤモヤと妄想する。うん、こんな風に仕立ててみようか、と、遊びのように考えてみる。

それができてから出ないと仕事は始められないし、それができてしまえば、あとは日頃の準備と、謎のインスピレーションが頼りである。

でもこれは、誰の仕事でも似たような部分はあるのではないかな、と。