風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

コミックのこの頃

エロ系、転生系、背徳系、それから、うまいもん系、異世界系、そういう漫画ばかりになったのはそういうのがよく売れるからなのか、そういうのを描く人しかいないからなのか。世の中、これで大丈夫なのかな、と思う。マンガ離れも遠くないな、と思う。テレビやパチンコが廃れてきているように。

俺は出版社が、売れるようにするために思考を停止して、もうやぶれかぶれで売れそうならなんでもいいや、と出版しているように最近思えてならない。

そうじゃないマンガも沢山あるけれど、世の中にそういうマンガが増えてきているのは間違いないところ。こうだったらいいのになあ、という読者の欲望を満たすことがマンガの中心になってはいないか?読み手に少し媚びすぎてないか、と思う。

売れなければ仕方がないのが商業誌だとしても、今生きている世の中にもう少し肯定的に、真面目に、正面から向き合った漫画はなんだか見つけにくくなったような気がする。