風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ミライスピーカー

土曜日は山梨のお土産ということで、葡萄をもらいに実家へ。そこで母親がテレビが聞こえなくて困る、と言っていたので、まえからネットで見かけていて気になっていたミライスピーカーというものをプレゼントしてあげることにした。

 

高齢者むけに肉声の部分を、トランジスタやら抵抗やらで聞きやすく強調する機能がついたスピーカーで、作りは簡単なのだが、30000円近くもする。高いなあ、と思うのだけれども、なぜだか類似品が出回っていないので、意外と難しい技術が使われているか、使用量の高い特許をとっているのだろう。

肉声を強調した結果なのか、音響の効果はさがるらしくその辺はネットでも不評である。まあしかし、テレビを見る時に、ドラマの会話が聞こえないとか、ニュースの声が聞こえないというのは、結構致命的。音響効果は二の次であろう。音声もモノラルになるらしいが、イヤホーン端子に挿して使う仕様なので、もともとモノラルでしか音が出ていないので、これも仕方ない。その分、驚くくらいに設定が簡単になっている。

60日間であれば返品可能というのも心強いので、実家にプレゼント。

 

昨日電話があり、自分たちで設定できたという。音声がよく聞こえるようになったと第一印象は良さげ。返品しなくても大丈夫か、と、聞くと、返品しないとのこと。声が聞き取りにくかったのが解消したので、ストレスがかなり減ったであろう。

人の寿命を縮めるのはストレスだと思う。

ストレスは気の持ちようで多少は軽減できるが、生活の細かいところでたまるストレスを減らすことで、人はより健康でいられると思う。

親が健康だと子供も助かる。