風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

失敗の科学

 

失敗はしない方がいい、という一般常識に対して、失敗しないようにするためにたくさんの失敗をする仕組みと、その経緯をしっかり分析して共有することが大切だ、ということをたくさんの事例をあげて教えてくれる好著。Amazonのアンリミテッドの中で無料だったので読んだ。

失敗しないようにすることよりも、失敗から何かを学べるだろうと思って俺はわざと失敗することがある、これをやったらどうなってしまうのだろう、という好奇心に負けてしまって。そのせいでいろいろなものを壊したり、人を怒らせたりしてきたのだけれど、小さい頃や若い頃はそういう試しにやってみるということはけっこう大切だと思う。失敗しないことだけに汲々としているおっさんを見ると、なんだそれ、と思う。まあ、未だにいろいろ試してみてしまって、なんでそんな失敗しているの?と半年に1度くらい怒られる俺なのだけれど、なるほどこうなるのか、という学びを必ず得られるのでそれでいいんじゃないかなと思っている。

 

反省が難しいのは飼育で、メダカがどんどん減っていったりするのには閉口したものだった。が、ここ数ヶ月メダカは全く死ななくなった。