風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

ピエロがお前を嘲笑う

 これもパッケージに予測不能なラストとあったので、どんでん返し系の映画なのかなと思って見始めた。どんでん返しの部分よりも、途中のサイバーな世界での通信のやりとりを電車の車両の中の仮面をかぶったやりとりで表現するセンスは、なかなかユニークだし見ていて、なるほどこういうものかもしれないなと思えて面白かった。

 ある男が逮捕されてその自供を元に回顧していく形で話が進んでいく形式は、ペルソナ5を思い出させる物語構造。

 ハッカーとして逮捕されたのだが、その逮捕されるまでの物語がなかなかに面白い。 


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ドイツの映画だ。町の景色や出てくる人たちが確かにドイツで、ニュールンベルグに仕事に行ったときのことを思い出させられて少し懐かしかった。

 

どんでん返しの部分については、1度ひっくり返して、驚かせた後で、元に戻ってまた驚かせてくれるという構造。結局、最初に思ったとおりだったんだね、というわけで、なんだかよくできているのかどうかがよくわからない。どんでん返しの部分よりも、その物語に身を任せて、若者たちがコンピュータを使って好き勝手なことをするのを見て楽しむのがいいのではないかと思う。