風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

神経質

昨日夜入らなかった風呂に入る。喉が痛い時に後頭部を温めるのは気持ちが良いから。浴室にシャンプーの詰め替えを入れたときの、プラスチックの容器の端切れが落ちていた。平素なら、けしからん、と拾ってゴミ箱へと捨てに行っていると思うが、病人になると神経が鈍磨するらしく、あまり気にならなくなっていた。部屋で食事してゼリーの容器が横に倒れていても、身体が、それどころではない、になっているのでほったらかしにしてしまった。

これは散らかっている、と、不快になるのも元気があればこそだとわかった。元気でも汚くて平気な人がいるけれど、元気がないと人は周りが雑然としてきてもそれに抗う力が湧いてこないのだな、と身をもって感じた。

病気になるといつもと違う目線でいろんなことを見るようになる。たまに少し病気になってみるのもいいかもしれない。