風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

IKEA、息子の体調不良、ソファ

新横浜のIKEAに行って、ぐるっと2階を回って、レストランで食事だけして帰ってきた。

何も買わずに。

連れていった息子の体調がよろしくなくてぐったりしていたので、予定を変更してサクッと帰ってきた。将棋大会のために一人で巣鴨に行って将棋を指して帰ってきて、という昨日のイベントが体にこたえたのかも知れない。ちょっと具合が悪いだけで泣き言をいっているのではないか、という疑念もあったが、家に帰って布団を敷いてやったらすぐにそこに入って3時間くらい寝てしまった。やはり体に無理をさせたから、その反動が来たのであろう。

 

IKEAでソファに座ってみて、これは気持ちがいいなあと思ったが、ソファをテレビを見るために置いてしまうと動線が悪くなるし、風の通り道にソファが入ってすごく気持ちが悪いので、かつてうちにあったソファを自分が文句をいって処分したことがある。

IKEAも大正家具もソファが置いてあるコーナーは、必ずソファだけがたくさん置いてあって、そこに自由に座れるようになっている。

その一方で、IKEAには小さなサンプルルームのようなものがいくつもあって、IKEAの家具を使ってこういう部屋が作れますよ、というのを見せてくれている。そういう部屋のサンプルにはテーブルとかラックや照明が飾ってあって、こういう部屋もいいよな、とみていて楽しい。

そういうサンプルルームには、ソファを置いているものが1つもなかったと思う。

ソファを置くと部屋が一気に狭くなってしまう、という悲しい現実に見る人が気づいてしまうからではないかと思う。ソファを置くと急に部屋を往来しにくくなってしまうのだ。あるいはかなりのスペースのある部屋でないと、ソファは動線を遮る障害物になってしまう。

かつて、「うさぎ小屋」などと揶揄された日本の家屋には、ソファはやはり相性が良くないし、それだけに逆にソファが悠々と置ける家に憧れてしまう気持ちもある。