最終日なので宿から歩いて10分くらいのところにある海沿いの、干物を朝食に食べさせてくれる店に。杉田商店というところ。他にもう海沿いには干物の店が並ぶが、食べさせるための設備とテーブルや椅子を用意したのはここだけだ。
俺はサバ、ツマはアジ、息子はカマス。
焼きたてを屋外でいただくのはうまい。
NHKの72時間というドキュメント番組で扱っていた、まぼろし博覧会、というところへバスで移動。
世の中の、こうあるべきという秩序を全く無視した展示物、そして展示の仕方。それを不安に感じるのも正しいし、そこに安らぎを覚えるのもまた正しいような気がする。言い訳に関するネタ本が珍しく中身もくだらなくて面白いので購入。土を被っていて、本も湿っている。
バスで少し移動して、レストランエリアへ。そこで食べたアイスプリンは美味かった。
俺はアジフライを食べた。
またダイエットのやり直しだ。食べ過ぎだ。
伊東駅に着いたらあと5分で電車がちょうど出るところ。20分後にもあったのだが、こういう交通の便が良い偶然をあえて見送ると、今度は逆に不運に見舞われるというのが俺のジンクスなので、すぐに乗ることを選んだ。そのせいでお土産を選べなかったが、電車の連結は結果的にすこぶるうまくいった。
旅は終わった。