風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

エンダーリリーズ

ENDER LILIES Launch Trailer - Bing video

息子が最近クリアした2D横スクロール型のアクションゲーム。白黒ベースで話も悲しげ。穢れてしまった世界を浄化していくために少女が穢れてしまった生物や怪物と戦うゲームだ。ところどころに中ボスがいて、そのボスを倒していくことでそのボスが戦うときに使っていた能力を自分のものにできる。昨日5時間近く気がついたら遊んでしまっていた。中ボスの強さが本当によくできていて、相手の動きをよく観察して、そしてそれにあわせて攻略方法を考えて、よく集中しないと絶対に勝てない。強いのだ。適当にボタンを連打する方式では勝てない。

雑魚敵の攻撃もあたると結構ダメージで、3発くらい当たると少女キャラの主人公は死んでしまう。常に相手の様子を見ていないとならないのだ。

雑魚も中ボスも、かつて人間だったことがあって、モンスターになってしまった話の裏に悲しいエピソードがある。敵を観察して理解してそして攻略することの繰り返しの中に、モンスター化してしまった敵のことに思いをはせて、そして、何十回も敗れたあげくにどうにか倒したときに敵に感じる、愛おしい感じはちょっと他のゲームでは味わったことがない種類の満足感だ。

そして敵が使っていた武器を「引き継いで」さらに穢れの原因になったものに挑んでいく、という大きな話もなんだかついついやってしまう。アクションゲームなのに話に引き込まれていく、というのも珍しい。