風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

バカだと思うこと

投資の世界には「こうしておけば」「こうしなければ」のタネが数え切れない。だから買わなければ良かった、売らなければ良かった、と悔やむことがいくらでもあり、それと立ち向かうにはある種のメンタル面の割り切りというか、人間の限界についての諦めと似た謙虚さがないと、ずっとクヨクヨしてしまいそうになる。

損して、さらに悔やんで自分の人生を暗くしては二重に負けたことになるので、自分はバカなんだな、たいしたことないんだな、この程度なんだな、と思ってキッパリあきらめて太陽に顔をむけるしかあるまい。自分がバカなんだと認めることが、容易い人もいるが、オレはあんまりそれが得意ではない。

オレはバカなんかじゃない、と思っていることが株投資を失敗させる原因だし、しかも悪いことに株の成績でそれを証明してツマや自分に見せつけたい、と心の中で思っているので、派手で無防備で、要するにバカみたいなことになりがちだ。

オレがバカじゃないことを、投資で証明しようとすることはあきらめよう。

実は、それをしようとすることが、本当は一番バカみたいなことなのだよな。

この歳になって、そういう自分にようやく気がついた。

 

自分が大したことのないバカなのだ、ということが、その謙虚さと肩の力の抜けた感じこそが、きっと何事にも大切なものなんだろう。