風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

誓願

https://youtu.be/IVbmKTfRVNY?si=F0zbWHW1B8eTqxWh

 

大愚和尚の一問一答を子守唄代わりに耳元で鳴らしながら眠りにつく日々になっている。

こないだついに大愚和尚が夢に出てきた。私の講話がこのカセットに入っていますから、これを聞くといいですとカセットテープをくれた。彼の目の前でデッキに入れて再生してみた。なぜなのか音が何も出ない。あー、もしかしたら間違って消してしまったかもしれない、と思えてくる。大愚和尚は優しくて厳しい眼差しでこちらを静かに見ている。気まずい。

そこで目が覚めた。

 

耳元で和尚が何かを説いていた。

今回つけた回も、会社に行く前の仮眠で流し聞いていたのだが、相談が自分の憂いと少し似ていた。なので途中から耳をそばだてて聴いた。

 

働くことの意味、ひいては生きてることの意味を見失ってしまった人の相談であった。

 

あなたに必要なのは「誓願」です。

と聞こえてきた。

 

ああ、そうだったのか。

どうしたいのか、どうなりたいのか、遠くて動かない目標のような願いのようなもの。そういうものが今自分にはなくなっていて、そしてそれがないことが砂を噛むような味気ない日々の発生源だった。仕事をつまらなくしている原因だった。一瞬でそれらの思考が頭の中を走り、合点ができた。

勝手に心の中に流れ込んできたものがあった。

 

製品知識で人を幸せにする。

これが自分の誓願なのではないのか。

 

これまではこんな観念はなかったし、不要だった。

降りかかる火の粉を払うように働いてきたから。その火の粉が収まったとき、なにをガソリンにしてやる気を出させるのか、この課題がずっと放置されたままだったわけだ。

どうなんだろう、今日からはもう少し強く仕事を楽しめるようになるのだろうか。