風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

雨降る焼き鳥会

 会社のKくんが俺の住んでいる近くにあるたまプラーザ駅まで、一緒に飲むために来てくれるという。彼は大崎に住んでいる。たまプラーザなんて彼の生活圏でも何でもない。たまプラーザだったらオレも体が楽だ。5:30に毎日起きているせいか、9:00を過ぎるともう眠たいので。彼はそれも考慮して飲み会の時間帯も18:00~20:00で設定してくれた。約束の18:00にたまプラーザ駅に行くと、彼は異様に駅の周りのことに詳しくて「フランフランのところから外に出ましょう」という。

金曜日で外は土砂降りの大雨。雨に濡れない出口を彼は提案したのだ。聞くと、たまプラーザ駅には1時間前に着いて、駅の周りを下見していたのだという。前回の飲み会の時はオレの分まで寿司屋の行列に並んでくれていたし。オレが女の子だったら惚れていたかもしれない。

18:00なので店はすいていた。炭焼き大という店で前にカントクに連れてきてもらったことがある。いい店だと記憶していたのでまたここにした。

tabelog.com

 オレのブログを読んでオレが今週月曜日の打ち合わせで心を痛めていることを知った彼は、どういう打ち合わせなのか興味を抱いたらしい。同じ会社に勤めるものの特権でオレの会議の開催の文面を彼は読むことができる。

「あれはおかしい」

とオレの上長の言い方や書きっぷりに対して力説してくれた。

そうだよねえ、ひどいよねえ、とオレは自分の味方を得て元気が出た。オレはどちらかというと、人とぶつかったときには「オレが悪いんだろうな」と思うタイプだし、そう思う方が楽なのでそうすることが多いのだが、今回の件ではそれが裏目に出てなんだかちょっと視線がうつむき気味だったのだ。

オレの上長の昔の被害者(その人は会社を辞めてしまったらしい)の話など情報通のKくんから聞かせてもらい、そうかそうかと力を得た。元気をもらえてよかった。おかしいかもしれないと思っていたのだけれど、おかしいよね、オレの上長。

仕事辞めるならこういう口もあります、などいろいろ紹介してもらった。まあ、今のところで粘るのがたぶん一番うまくいきそうな気がするので、それらの口の話によりかかることはないけれど、ありがたいことであった。

 

20:30に解散。家に帰っても体が楽だった。