風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

一人称用の形容詞

自分の感覚が、あたかも一般のものであるかのように太々しく無神経に使われていると、オレはこいつバカなんじゃないか、と思ってしまう。

 

で、どういう形容詞かというと。

残念な

ヤバい

ズルい

得する

面白い

などだ。

 

あなたがそう思っているだけだよね、と思ってしまう。じゃあどうしたらいいのかというと、客観的な事実をタイトルにして欲しい。

 

残念な人たち、は、私の記憶に残った人たち、がいいと思う。謙虚さを感じる。あくまで個人の感想です、控えめな感じがする。

得する、も、平均で25%引になる、などと買いたらいいと思う。

ズルい、は、んー、なんだろ、ズルいの定義がよくわからないな。知ってる人があまりいないと自分が思う、という形容詞なら、納得する。

ヤバい、は、しらん!

 

こういう雑な言葉で仲間意識のような同属意識のようなものを暗に迫ってくる、意味わかるよね?みたいに言われている感じが大嫌いだ。楽しようとするな!言葉を探せ!と思ってしまう。

 

個人の感想をあたかも一般の性質のようにうたう厚かましさが気に食わないので、明治の、おいしい牛乳、も、タイトルを見ただけで何だかイラッとしてしまう自分なのだった。