風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

キツツキと雨


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前々回のカントクの「映画研究会」の特集は「雨」。その中で紹介されていた映画の1つがこの「キツツキと雨」。山奥で木を切ることを生業にしていた無骨な男が、映画を撮るという世界に触れて、そうしてその純朴さや純粋さで映画を撮影するのを手伝い始める。田舎で暮らしていることって、こういう自然の中で生きていくことなんだよな、と思い、それもなかなか楽しそうだよなと思わせられる。パソコンばかり朝から晩まで叩いている今の暮らしを考えさせられてしまう。

とはいいつつ、息子は東京へ出て行くと言って家を離れてしまうし、樹木に押しつぶされて死にかけたというエピソードもある。いいことばかりでもないのだろうけれど。

 

見終わった後少し元気になる映画で、そういう映画こそがオレが見たい映画なので、紹介してもらって良かったなと思う。

主題歌を星野源が歌っているが、この頃の自己主張弱めの独り言を呟くような歌はなかなか独特の良さがあって、この頃の方が今のやや華麗で凝った音楽よりも好きだったかなと思ったりする。