風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

侍タイムスリッパー

 


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タイムスリップやタイムループものはいろいろ見たのだが、わりとシリアスな話だった。ツマがこれ評判だよと見つけてきて、映画の会でも見てきた人がいて「面白かったですよ」と言っていたので前から気になっていたのだった。今日は会社の創立記念日で平日なのに会社がお休みなのであった。それからツマの勤め先も水曜日がお休みになっているので、ツマと2人で映画館で見てきた。

あまり映画に行きなれていない人まで動員しているらしく、オレの座席の後ろのおじいさんがちょくちょく椅子の背中を蹴ってきてちょっと気になったのだが、それはそれとして話はとっても面白かった。タイムスリップしてしまう侍役の人も、よく見つけてきたなと思えるくらいの生真面目な顔。この人の誠実さや真面目さに共感を抱きながら、次第に「斬られ役」として地歩を固めていく様子を楽しく見ることができた。

上映している映画館も少しずつ増えているとニュースで聞いたが、そうなるのもよくわかる。特に映画の最後に見られる殺陣、斬り合いは実に真剣味があって、よくぞここまでやったものだと感心した。もちろん約束されている殺陣を撮影したのだろうけれど、その感じが出てしまうとこの映画は台無しになるので、そこは本当に真剣にやれていると思った。