風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

往復で18000歩 秋の散歩

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センター南駅の周りで紅葉が綺麗になってきたので撮影。

青空も綺麗だった。散歩日和の週末が続いてくれて助かる。

 

江田駅からセンター南駅まで片道で6500歩くらいの記録だった。

これでは歩き足りないと思って、帰りには元来た川沿いの道を歩いて行った。川沿いの道を何度も歩いてきたが往復で歩くのは本日が初めて。

今度は江田駅が目的地だ。

夕方の17:00過ぎると結構辺りは暗くなる。車が県道を結構な速度で走っていく。人通りはない。辺りが暗くなってしまっていて心細い。こっちへ行けば知っている大通りに出るはずだと思いながら、しかし足の付け根が歩きすぎで痛くなってきた。びっこを引き始めた。知らないところを痛い足を引きずりながら歩いた、高速でヘッドライトをこっちにむけて横を走って行く車がおそろしい。轢かれてしまうことにおびえつつ、スマホの地図をちらちらと見ながら歩く。追い込まれている感じがした。

なんだか楽しくなってきた。

歩くしかない。がくんと体勢を崩したら、運が悪ければ正面から来る自動車にはねられそうだ。辺りはすっかり暗くなってしまった。この追い込まれ感。もしかしたらもう駄目かもしれん、と思いながら歩くのが、なぜだか愉快だ。自分でも頭がおかしいのではないかと思えるのだが、生きてる~って感じがしてきた。

途中で道を間違えて江田駅に向かうのと反対方向に進んでしまったらしい。正面からくるバスの額に「江田行き」と書いてあった。俺の背中側が江田駅だったとわかった。向き直った。8分くらい歩いてしまっていたので、振り返ってまた歩き出した。さっき歩きながら右に見ていた景色を、左に見ながら戻っていくのは悲しかった。米屋とかバイクの修理屋とか、なんだか寂しい店が続いた。

「もうバスに乗ってもいいな」と思った。

足がくたくただったのだ。バス停のところに来て次のバスの時刻を確認した。1時間に1本しか走っていないとわかった。あきらめて歩くことにした。

1時間に1本しかないバスとすれ違うことができたことがオレの運の強さだと、自画自賛しながら江田までたどりついた。

 

またこれで一週間仕事を頑張れそうに思う。