風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

週末だけど少し会社の仕事

ここまでやっておけば来週は大丈夫、というところまで仕事をしておくのが、結局、週末を楽しく過ごすために役に立つのだろうな。週末にやることにした、という判断は何だか社畜のようで無念なのだが、仕事そのものはそんなに嫌いな作業ではないのが救いだ。なんなら、うまく自分を騙して、鼻歌を歌いながら音楽を聴きながら片付けてしまうことだってできそうなくらいだ。

今は子供を学校に送り出して、湯船に浸かって雨の音をスマホで流して風呂場の電気を消して、スマホでこの記録を書いている。風呂から出たら少し眠って、それから仕事をしよう。

昨年も似たようなことを書いていたが、うん、これで良いよ、と誰かが保証してくれるような内容の仕事ではないので、ずっとずっと知らない土地でガイド役をやっているような心持ちがする。寝ていても気分が不安で興奮するので、自分を落ち着かせることが暮らしの中の課題になってしまった。だから、雨の音をよく聞くようになった。普通の音楽は疲れたりする。

NHKの特番で、死の近い坂本龍一の取材番組でも、彼も似たようなことを言っていた。雨の音が今はいいのだ、と。音楽を楽しむにも元気が必要ということか。

来週働いたら少し早めの冬休みと今年はできた。本当に自分は運がいい。護られているな、と思う。来週を乗り切れば、あとはまた冬休みに来年に向けていろいろ準備をすることができる。また休みに働こうとしているのが、我ながら苦笑いだが。

 

でもね、これも自分の中で時々思い出すようにしたいのだけれど、そのやろうとしていることは、絶対にどうあってもやらないといけないわけではないのだ。どうやってやるか、に集中すると、本当にやらないとならないかどうかを考えるのを忘れてしまう。これは危険なことだ。自分を追いつめてはいけない。できなければ、周りの人をガッカリさせたり、怒られたりするだけだ。別に良いではないか。周りをガッカリさせたって。自分で自分を壊してしまうくらいなら。

それくらい肩の力を抜いた方が、愉快に働けると思う。休みにも働こうとしている自分に、自分からそのことを思い出させておきたい。