風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

悲しみ散歩

 10時くらいまで布団の中でうじうじしてしまった。それでもようやく布団から出てきて、ツマが昨日買ってきたパンにツナとタマネギのみじん切りを載せて、ツナトースト風にして食べた。もう仕事したくない、という気持と、仕事をしておかないと、という気持のせめぎあい。どうにか自分を机の前に座らせてしまえば、やるべきことはわかっているのであとは手を動かすだけ。12:30くらいまで仕事したところで、一段落に達した。

 息子が宿題を全然出していないことがわかり「留年」の2文字が黒く浮き上がってきた。それに愕然としたツマは、ストレス解消に外出。オレも出かけようとしたのだがデスクトップPCが異音を発するようになったので、出かけそびれた。息子が「昼ご飯どうする?」と部屋に来た。豚肉の薄切りと青ネギの切ったやつが冷蔵庫にあるのを思いだして、バターとめんつゆで和風パスタを作ってみた。初めて作ったのだけれど、まあまあの味になった。オレは腹が減っていなかったので息子にだけ食べさせた。

 年末年始とずっと外出できなかったので、足がなまっていた。もう今日こそは散歩するぞ、と息巻いて出かけた。今日こそ歩こうと外に出たら既に少し寒かった。

 江田駅からセンター北駅まで歩くことにした。途中、吉野家に寄った。株主優待券を使って牛丼を食べた。散歩するなら森が一番気持ちよいと思うのだが、俺の住まいの近くには森はない。しかし川がある。センター北まで川を見下ろしながら歩いた。空は模造紙を拡げたようにのびのびと広がっていて、遮るものがない。2つの鳥の小さな黒い影が空を横切っていく。空は曇っていて、空気は冷たく、そしてオレはここのところの仕事の疲れで気持が冷ややかになっている。

 新横浜のIKEAに行っていたツマと合流して帰った。東急の広場で美濃焼の販売をしていた。ちょうど皿を買い換えようとしていたので、そこでツマとああだこうだといいながら皿を選んだ。買い物は、もっている金銭を他の何かに変えるだけでも楽しいけれど、誰か(店員さんでもいい)と会話しながら買い物をするとさらに楽しくなる。訳あり品というコーナーにあった1850円の皿を3つ買った。小さくない出費だったが、ツマは「すっきりした」と言っていた。

 皿は、いいものを買わなくても済むものの代表なので、こういうものにお金を使うと背徳感が得られていいストレス解消になるのではないかと思う。