風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

理想郷の居心地

   以前、ツマには「あの人、いまいちはたらかないよね。でもクビにすると困ることもあるから、クビにはできないんだよね」といわれるポジションを目指す、と、うそぶいていた。

 

「最近、仕事を振られなくなったんだよね」と、やや残念気味にツマに話した。今、プロジェクトのメンバーは「故障中」のオレを気遣って、オレに仕事が載りすぎないように、重量オーバーしないようにしてくれているのだ。うまく仕事を切り出すのは難しいので、結果的には何にも依頼されないような日も出てき始めた。

「干されてるんだよね」と自虐的に言うと、ツマは「望んでいた状態になったじゃん」と返してきた。確かに、冒頭に書いたような理想郷に今自分はいる。言われて気がついた。クビにはならない。忙しいわけでもない。というよりも、少し身を持て余し気味の今の自分。社内会議でもお客さまとの打ち合わせでも、不用意に発言して想定されていた流れを乱さないように心掛けている。

 

   これがそうなのか。

   実際にそうなってみると、思っていたような気楽さはなかった。

    ガッカリしていてはもったいない。せっかく理想郷に来ているのだ。ゆっくりと流れていく時間を意識的に味わいたいと思う。

 

   ところで。

    昨日、内観について書いたのだが、全然会社で内観できなかった。すぐに喜んだり悲しんだりする、自分には無理なんじゃないかな、と思い始めている。