風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

映画 陪審員2番

 


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クリントイーストウッドの作品は大体苦い。いや、苦いので実は見ている作品は少なくて「グラントリノ」と「ミスティックリバー」「チェンジリング」「パーフェクトワールド」などを見たことがある。きっとまだ見ていない他の映画もそうなのだろうけれど、どれもハッピーエンドにならない。

世の中ってそういうものかもしれない。そういうことが起こりえるかもしれない。という点で、見る人を没入させてくる。そうして少し心温まるエピソードも入れながら、結局のところは人生の残酷さを思い切りたたきつけてくる。

陪審員2番」も秋刀魚の内臓くらい苦い。

 

どんな話かは添付した予告編を見て欲しい。自分が犯人だと名乗り出るのも、すっとぼけて無罪の男を有罪にしてしまうのも、どっちも苦い。どうするんだ、どうなるんだ、と、ずっと主人公に感情移入したまま映画を見させられてしまった。

主人公に感情移入させる手際が実に見事。

そして苦い展開。苦い終わり方。

この映画は今年見た映画の中のベスト1じゃないかと思う。U-NEXTで見た。

 

でもまたしばらくクリントイーストウッド監督の映画は見たくない、と思う。最高なのだが、見たくない映画を作る監督だ。