ウルトラマンのシリーズの中でも、ウルトラセブンだけは他とは違う。
オープニングの潮が揺れるような画面に、管楽器が、パパーパパー、パパーパーパーと高らかに鳴るのを見た時に沸き起こる重々しい感じ。タイトルひとつひとつのセンスの良さ。全て宇宙人が地球を侵略する、という話にしていること。
「超兵器R1号」「ノルマルトルからの使者」「狙われた街」など、地球人たる自分たちのことを振り返らせられるストーリー。ウルトラセブンのエピソードだけで何時間でも酒が飲める。
だから、ウルトラセブンだけが、こうして特番をUNextで作って出してくれるわけだ。
モロボシダン役の人をはじめとして、当日携わった人たちの回想をもとに、どうやってウルトラセブンを作ったのかという振り返りから、何がセブンを他と違うものにしたのかを浮き彫りにしていく。
セブンを作る草案書に始めから「大人の鑑賞にたえるものをつくる」と書かれていたらしい。志が違うんだよな、と思った。他のシリーズとは。
オレにとっては至福の時間となった。これもちょっとしたオタク道であろう。