ショーペンハウアーの古典、幸福について、をAmazonのUnlimitedを使って読んだ。と言っても、半分まで読んで辞めてしまった。途中から始まる、騎士の名誉について、という章があまりにも長く続くので、ここから先はよんでもためにならない気がすると思ったからだ。
どういう風に人生を考えたら納得感のある人生になるのか、は、とても大切なテーマだと思うし、いろいろな人たちがそれについて考えている。そういうことをまとめたのが哲学なわけだが、観念的なものを扱っているのでわかりにくいことも多い。
前半は少し面白かった。
人は、苦痛を感じているものだ、という話。病気の苦痛もあるが、心の苦痛もある。金銭的な苦痛もある。つらいな、こうだったらいいのに、と思うことが何もない人はあまりいない。
しかし、そういう状況になったとすると、今度は退屈が苦痛の席に座り人を苛むのだという。つまり苦痛か退屈かのどちらかを人は味わうようになっているのだ、という。
オレがパソコンで遊んでいる「スルタンのゲーム」というゲームは、スルタンの下僕が、無茶な命令ばかり言うスルタンの、色欲、征服、散財、殺戮、の4つのうちのどれかの指示を全うするために奮闘するゲームだ。
ゲーム中で全てを思い通りにできる男スルタンは、いつも「退屈だ退屈だ」とぼやいているのを思い出した。
人生は、退屈になってしまうようなことは避けつつ、そしてその代わりに訪れる苦痛を甘受しながら、その苦痛をどうやって受け流していくのかが大切なのかもな。
