ゲームにはプレイ時間というのが記録される。昨日見たら、24時間くらいになっていて、自分の余暇をこのゲームに最近注いでいることがわかる。まだまだ前半なので終わる頃には100時間になっているだろう。夢中になるくらい面白かったので後悔はしていないものの、なんでこんなにいい年して熱心に遊んでいるのだろうか、と首をかしげてしまう自分もいる。
2つのポイントが自分にとって大きかったなと思う。
1: 主人公くんが可哀想なところから始まる
大人の裏の力で退学させられた主人公くんは他の高校に転属するのだが、担任の先生からもお荷物扱い、学校ではヒソヒソと噂されている。冴えない。主人公くんに自分の名前をつけたので「XXXは、前科者らしいよ」とヒソヒソされる。悲しい。こんな可哀想な主人公が、少しずつ仲間を見つけていき、そうしてやがていろいろな「絆」を作っていく中で、この世界の認知の歪みそのものを正していくことになる。
悲しい状態から脱していく話は、復讐譚などが好きな自分には刺さるのかもしれない。
2: 半強制的に生じるイベントとボスキャラを倒すための制限時間
1日でできることには制限がある。そんな中で「あと10日以内にXXXを改心させないとゲームオーバー」という制約がある。このいつまでに何かをしないとならない、という「仕事感」がサラリーマンの自分の仕事スイッチを入れてしまうのだろうか。日々のイベントはカレンダーによって決められていて、ゴールデンウィークや花粉症の時期などの影響も受ける。漫然とのんべんだらりと過ごしていると、あっという間にゲームオーバーだ。いかに効率よく過ごすのか、という課題は、自分のリアルな人生と似ている。
まあ、音楽がいいとか、遊びやすいインターフェースなど、褒めるところは多いと思うが、自分には上の2つが結構効いたと思う。大抵のゲームは「このゲームの中の世界がどうなろうとしらん」と途中で投げ出してしまう自分なのだが、ちゃんと没入させられるようによく練られている。
サラリーマンやOLにこそ遊んでみてもらいたいゲームだと思う。