風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

映画 紅の豚

かっこいいとは、こういうことさ。

 

糸井重里の名コピーが刺さる、宮崎駿監督のアニメ映画。どーしてももう一度見たくなり、1500円で新品を購入。定価は5000円くらいのようだが。

 

強い、優しさを誇示しない、そして孤独の中で自分の美学を貫くためにブタでい続ける。ポルコロッソは確かにカッコよくて、オレもこういう風でいたいなと男ならみんなが憧れる。

この映画には、荒くれの男たちの憎めないところ、女たちの強さと美しさ、そして飛行機たちのかっこよさが、手加減なく思い切り描かれている。

男も女も複雑に生きている。

アメリカから来たカーチスというパイロットは主人公のポルコロッソと対決するわけだが、その単純さと真っ直ぐさで、イタリアの気取った、そして複雑な男女の機微を際立たせるいい対比になっている。

 

なぜ彼は自らブタになったのか。

それはずっと語られないし、そういう余白を残しているのもこの映画の良さなさだと思う。終わり方もまた余韻を残しているし。