風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

自分を制御することの難しさと、その褒美

 自分が嫌いとか自分に自信がない人、というのは、自分の欲望や欲求との戦いに負けたり、そもそも戦わない人だと思う。

 オレもパチンコをやらないようにしようと決めていたのになかなかやめられなかった時期があって、あの頃はそれに対して自分に対して大変残念に思ったし、自分に対する認識も少し腐っていた。これはやらないとならない、或いはやめないといけない、と思っていることに対して、それを制御しないでいると、だんだんだらしない暮らしになっていき、やがて自分で自分を好きでなくなってくるように思う。

 息子くんがちょっとそれになっている。

 それを乗り越える方法は、これはちゃんとやろうということを小さいことでいいので決めて、それをコツコツと淡々と乗り越えていくことだと思う。

 自分が靴を脱いだら玄関の靴を皆の分までそろえておく、とか、毎朝花に水をやるとか、簡単なことでいいと思う。ペットの世話はそういう点でよいと思っていて、ペットの世話をしている人たちは大抵自己肯定感が高いと思う(少し高すぎることさえあると思う)。

 ツマはやせるためにマンションのエレベータは使わないようにしている。

 そう決めて、それを守る、少し我慢して。

 この積み重ねが、自分は自分をコントロールできるのだ、という自信につながっていくのだと思う。自分で決められればよいがそうでなくても人にやらせられるというきっかけでもいいと思う。毎日夕食後に皿を洗わせることを継続させることで、息子くんの自己肯定感を高めたいと思ったのだが、これは全然うまくいかなかった。彼にはただの「契約」にしかならなかったので。

 

 この話のポイントは「簡単なこと」でやること。

 達成できないことが重なると、逆に「やっぱりオレは駄目なやつだ」という自己嫌悪やコンプレックスを強化してしまう。

 

 などといいながら、オレにも暮らしの中でやりかけていてちゃんとできていない事柄があるが、所詮オレなんてそんなものさ、などと割り切ってしまったところもあって、戦って勝つべき自分と負けてもいい自分がなんとなく色分けされていくようなところもあるように思う。この辺の色分けは10代の自分にはちゃんとできていなかったように思う。