Bull shit job という言葉があって、牛のフンみたいな仕事ということだ。
ここ2ヶ月くらいサポート部隊の仕事をしている。お客様が困ったり調べたりしたいことがあった時に、チケットという形で問題を登録してもらい、オレは自分の知識やら人のコネやらを駆使して回答を作り出して、お客さんに納得してもらうという仕事をしている。問題解決はクイズやパズルのような側面があるのでオレはわりとこの仕事が向いているとじぶんでは思う。
対応するのはいいのだが、変な問い合わせが多い。
たった一回だけ変な動きをして2度と再現してないとか、テスト環境でおかしな動きをした、そして誰も困ってる人はいないけど調べて欲しいとか。誰も困ってないのだが、チケットをひとまず作っているのだろうという。
そうしないと社内で「あれ、どうなった?」と確認してくる人がいるからだろう、と思う。
日本の文化にはそういう終わったことに対しても、その原因を特定してはっきりさせようとするところがある。それでこその日本の製品の信用の高さだったりするのだけれど。
それが判明したとしても特に何にもならないだろ、ということに時間を費やすことを強制されている人たちが、あちこちにいるように思えてならない。
昨日くしゃみが出たのですが何故ですかね、という問い合わせをもらっているような気分になることがある。
調べてみますね、と、こちらも努力はする。努力はするが、空虚なことをしてるなあと思いながらになる。
「そんなどうでもいいようなことにチケットを切らせたりしてるから、御社は生産性があがらんのではないのかな」
などと偉そうに思ったりしてしまう。
名の知れた大企業に、こういうのが多い気がする。結局、人に指弾されたくない人が、そうならないように誰かを働かせている、そういう構造があちこちにあるのだろうな。
それから人がたくさんいて、誰が何をしているのか、偉い人も把握できないのだろうな。