人の投稿を見ることに奪われる時間がイヤだと思えてきたので、インスタグラムもエックスもスマホから削除した。情報の断舎離だ。何だか肩の荷が下りたようにスッキリした。
バーガーキング45分
センター北のバーガーキングは異様に混んでいて、注文してから食べ物が出てくるまで45分くらいかかった。店のレジの前のスペースに人がごった返していて50人くらいの人がレジを放射状にみていた。どこかでこれと似た景色を見たことがある、と、思ったのだが、思い出した。昔のニュース映像で見た、取り付け騒ぎ、だ。ニュースでは銀行の窓口に人が殺到していたのだった。
息子が歯医者に行って取れてしまった歯を、再び復元。
オレはヤマトヌマエビを5体仕入れて帰宅。水槽に入れたがみんな隠れてしまって本当にエビを追加したのかわからなくなってしまった。何なんだ。
スパゲティのナポリタンを作った。ヨメが野菜などの材料を切ってオレが味付けして完成させる役割分担が最近多いように思う。
太陽の塔
森見登美彦の小説なので、舞台は京都で独身の大学生が恋心をこじらせながら奔走する話だ。だいたいいつもそうだし、それでよい。無駄に饒舌で、変にこだわりが強く、そして理屈っぽい。周りを変な人たちが固めている。
水森さんという女性に振られてしまった主人公がその振られてしまった理由を確かめるために、水森さんにまとわりつこうとする話なのだが、肝心の彼女は本を半分読んだ今のところ出てきていない。
言葉の選び方と、森見登美彦節としか表現できない音楽的な読みやすさは相変わらずだ。物語自身はそういうわけなのでちっと前に進まずに空転し続けるのだが、その空転を楽しむのが彼の小説なので仕方ない。
瀬尾まいこ、村上龍、森見登美彦、と続けて読んだが、世界観も文体も書きたいことも違う、ごちゃごちゃ感が心の中で混ざり合って「世界は広い」という感覚を醸し出していてなんだかんだと癒やしの効果をもたらしている。
DUNE PART 2
DUNE 砂の惑星は、30年以上前からあるSFの超大作小説。ここまで大がかりなSF小説はその世界観に入っていくのが大変なので敬遠していたのだが、評判が良さそうなのと、家にいてもつまらないので息子と一緒に見に行った。PART2 から見ても話しについて行けるということだったが、PART1 から見てもなんだかよくわからない、ということではないかと思う。
どうしてそういうことをするのか、などの説明がやはり映画だからわからないのに加えて、聞いたことのないカタカナの言葉が連続して出てくるのだが、人名なのか部族の名前なのか組織の名前なのか称号の名前なのかわからない。なんだかよくわからないなと思っている間に話がどんどんと先に進んでしまう。もうちょっと説明的なシーンで補ってくれたらと思った。
そんなわけで一緒に付き合わせた息子にはちょっと酷だったかもしれない。さらに4DXという劇場で椅子が揺れる。戦闘シーンは椅子が揺れまくりなので臨場感は味わえるけれど、揺れすぎて劇場から出るときはちょっと胃がねじれて気持ち悪くなってしまっていた。4DXは1度は味わいたいが、いつもこの劇場で見るのはどうかと思った。
爆発シーンも戦闘シーンもすっげえけれど、何を破壊しているのか、なぜ破壊しているのか、説明がない。今時の映画にはそういうのがないのが普通なのか。原作を見ている人ならついていけるのだろうか。
まあ、満足ではあるが、人には勧めない。
1週間の休養を経て
先週の水曜日から休み初めて昨日で1週間と1日の休みをもらったことになる。休んでいる間に回復しなくては、何とかしなくてはという焦りのようなものが心に残っていたので、休んでいるのに心は休めていない感じであった。が、1週間の休みを経て、ようやく身体の中の不安成分が落ち着いてきたような気がする。まだまだたっぷりと休んで良いのだ。オレの仕事人としての人生への贈り物。
海外旅行に行きたい人には最高のチャンスだ。が、円安であるし、海外旅行はあれはあれでストレスがかかる。チケットを取ったり、宿を予約したり、面倒に感じる。チャンスなんだぞ、と、オレを急かすオレと、ムリー、としゃがんでしまうオレがいて、今は面倒がっている自分が圧勝である。
この休みは長すぎかなと思ったりすることもあるが、ほんのちょっとしたことでドキンとしてしまう自分もいるので、やはり心の病気というのは治すのに時間のかかるものかもしれない、と反省したりする。
昨夜は何故だか午前4時まで、寝たり起きたりの繰り返し。ずっと部屋にいてパソコンの前で息子のためにソフトをマニュアルでコピーしていたせいかもしれん。が、そのおかげで、Kids Return を視聴することはできた。
よくなったりダメになったり、息を吸ったり吐いたりするように動く気分。よくわからないものの、先週の今頃は寝てばかりだったのだから、右上がりにはなっている。
日足でみたら分かりにくいが、週足で見たらあがりつつある。株価の見方と同じでよかろう。
kids return
映画の会で「青春」というテーマで紹介された映画。確かに若者たちの青春という意味では、いろいろな人たちの青春時代を切り取った映画だったと思うが、北野武の映画はどれも説明が俺には足りない。何があったの?なんでこんなことになったの?誰がやったの?など、全然説明しない。そこがいいところなのかもしれないけれど、わかる人にはわかるだろうという投げ出したような感じが俺にはどうも不親切で、映画は芸術でもあるけれど時間を使ってみている人にとっての気晴らしや娯楽でもあるので、道路を踏み外していたタクシーは何だったのか、撃たれていた人は誰だったのか、などなどもうちょっとわかるように親切に描いてほしかった。
彼の映画は俺にはあわないんだな、と再確認してしまった。
今まで「あの夏」「HANABI」「アウトレイジ」など見たけれど、どれも、なんでこうなるんだろうか、という気持ちになることが多かった。
作家性の強い監督なので、合う、合わない、はあるよね。
カラオケ会
軽い出来心で1月くらいに「カラオケ会を開催しましょうか」と俺が言い出したのだが、それから仕事が急に難しくなり、そして適応障害診断を受けて長期休暇を取り始めた。本日で一週間分休んだことになる。だいぶ休み始めた当時よりも楽になってきていて、上長が差し出しのメールが届いているのを目にしても、変な冷や汗をかかなくなってきた。呼吸が浅くなったり、喉が渇いたりすることもなくなった。いやでも、怖いタイトルのメールだったらやはり上記のような症状は出てしまうだろうな。
で、カラオケ会を中止しても許されそうではあったが、仕事の親しい人たちと楽しい時間を過ごすことはきっと自分にとってプラスだろうと思って開催。
神保町のマクドナルドに集合としたのだが、神保町にはマクドナルドが2つあったことに気づかずに待ち合わせがうまくいかず慌てた。
カラオケ会では楽しく4人で順番に歌を歌った。あまりない体験ができた。この人、こんなに歌っていて声が出るのだな、と感心したりもした。俺は、ルビーの指輪、Easy come, Easy go、セカンドラブ、水平線、などを歌った。30代の女子も2人参加していたのだが、よく知らないようだった。世代の違いもまた面白い。
マラカスを振っていたらボキッと2つにはずれて、中から遺灰のようなものが俺のズボンと靴に降りかかったのには驚いてしまった。ばさーっと粉が落ちてくるのを見たときには何が起きたのかよくわからなかった。
神保町を歩いたら確かにあちこちにカレーの店があるのを見つけた。今後、また試してみたいと思う。