風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

風薫る

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ツマと近所の寿司屋でランチをする4月。「満腹ランチ」を食べた。

朝、5:30に起きる生活が始まったからか、休みが残り少なくなってきて会社がいやなのか、咳き込むようになってきた。だらだらと仕事をしないでいる日々というのは体に良かったのだな、と当たり前のことを改めて思う。

 

「葬送のフリーレン」を全巻読了。1~12巻まで。

TSUTAYAで借りた。アニメは6巻分まで。11巻の「黄金郷のアウラ」編は読み応えがあって非常に面白かった。

昼ご飯を食べた後、連日必ず午睡。これが体に良いのかもしれないが、実際の勤務が始まってからはこれはできないだろう。体調を崩さないようにしたい。

コロナで自宅通勤だったのだが、さすがにコロナを理由に自宅通勤はできない時勢となってきた。コロナがなくても自宅通勤でいいじゃんと思っていたのだが、そういう会社はめっきりなくなっていて、うちの会社もそんなわけで5月から週に3回は会社に来るようにと指示が出た。会社に来たって何がどう変わるわけでもあるまい、と思うが、いろいろなコミュニケーション類はとりやすくはなるだろうな。

それが業績につながるのかどうかはわからないけれど。

 

晩ご飯はインドカレーを食べに出かけた。息子とツマと3人で。

 

「違う」が、嫌い

「このヘッドフォーン、さっきのと全然音が違いますね」

のような言説が嫌いだ。

「違う」というのは、良くなっているのか、悪くなっているのか、どちらにも取れるからだ。なので自分はこの言葉はなるべく使わないように注意している。

「違う」と言いかけたら思い直して、そして「よくなっていますね」と別の言葉を選ぶようにしている。そんなの文脈とか雰囲気とかでわかるじゃん、という人もいるだろうし、実際にそうなのだけれど、それでもそんな「わかる」という感覚も自分のそれについては疑ってしまう。絶対にそうとはいえないのだから。

だからテレビの食レポを見ていても「あー、全然違いますね」という人を見ると少し腹が立つ。仕事、ちゃんとやれよ、と思う。

「あー、歯ごたえが軽くなっておいしく感じますね」などのように表現する人を見ると優秀だなと思う。

 

「ちょっと待ってください」

という言葉も嫌いだ。

ちょっとは、30秒のことも、5分のこともあるからだ。10分の場合すら。

大体、自分の「ちょっと」は1分くらいなのだが、待たされる側はそんなことはわからない。なので人に待ってもらうときには「3分待ってください」とか「10秒」などのように、どれくらいなのかを計測できる単位にして伝えるようにしている。待たされる側もストレスが違うのではないか(と、自分は勝手に思っている)。

 

こういう言葉を選ぶ感覚は聞き手に対する親切心の問題だと思う。それから言葉が誤解を生むことに対する無神経さの問題だとも思う。

どういう風にでも解釈できる、という言葉は詩人にでもまかせておくべきで(光源でいうと行灯型)、我々は会話するときには解釈の広がりが狭い言葉を選択(光源で言うとレーザービーム型)するようにしたいと思っている。

いろいろな解釈ができる言葉を選んでしまって誤解を招いたら「ごめんね」と自分が謝るし、できるだけそうならないようにしたい。

日経平均は暴落

NISAと円安を支えに今年になって上がってきた日経平均だが、俺の好む銘柄は大手の会社ではなくてニッチな産業ばかりなので日経平均の伸びをまったく享受できず。自分が悪いので誰も恨んではいないが、もっと新興企業にも資金が入ったらいいのに、と残念がっていたところへきての日経平均の暴落。自分の持ち株も炎上しているが、こちらはいい材料が出てくればあがるだろう。ちょっと不自然なくらいに上がっていた半導体の東京エレクトロニクスを空売り。大昔に、空売りで大やけどをしたことがあるので、空売りにはいやな記憶がついて回るのだが、それだけにもう無理をして同じ失敗をすることは決してない。

東京エレクトロニクスは最低単位が300万円なので、こんなの触りたくないなと思いながらも、窓を開けての大きな陰線。たった1日で大量の人が含み損になった。こんな空売り向けのチャートはめったにない、と考えて参入。

東京エレクトロニクス

来週も半大体は弱そうなので今回の取引はもうけが出そう。

欲を出すとろくなことにならないのが自分の過去なので、ほどほどのところで利益を確定するつもり。余暇の楽しみで過去のいろいろな会社のチャートを眺めて、こういう風になるとこうなりやすいのだな、と酒の肴にしてチャートを見ている。

 

こうなったからにはこうなるだろう、という思い込みがこれまでずっと強かった。謙虚さが足りなくて思い上がっていたので、相場に罰されてばかりだったが、間違えたと思ったらすぐに損切りする心ができてきたので、勝つかどうかは別としても、大負けすることはなくなっていくだろう。

テスタという相場の達人へ相談する動画を見ていると、

損切りをうまくやるには?」

という質問をしていたりするが

損切りにうまいも下手もない。ただ損切りするだけ。損切りした後でまたあがってしまうことはいくらでもあるけれど、それは損切りの失敗ではない」

と答えていた。損切りというものの考え方そのものが達人は違うのだ。

損きりはただ、自分の計画に即して実施するだけなのだ。

こういうことを30代の頃に学んで身につけていたら、今頃はもっともっと金に余裕のある人生になっていただろうなと思う。

 

自宅勤務の終わりと、散歩

tabelog.com

あざみ野の図書館で図書カードを作った。そして本を1冊借りた。

そしてお昼をどうするか、だったのだが、店の外に人が並んでいる中華屋があったのでそこに入った。値段の割にボリュームがすごい。味はおいしかったがこのコスパが行列の原因であろう。

 

曇天の中は散歩に良い。天気が良いのは気持ちが良いのだが暑くなってしまうので。

あざみ野駅からセンター南駅まで歩いてみた。地下鉄ブルーラインなら10分でいける距離なのだが、歩いたら1時間くらいか。歩きながらなんとなく「会社なんてどうでもいいや」と軽やかな気分になってきた。またさらに心が健康に近づけたような気がした。健康になったなと思っていても、まださらに先がある。よくわからない。

センター南まで行って晩ご飯のために金目鯛の干物を買った。

帰ってきてみたら13,000歩歩いていた。くたくたになっていた。

 

5/7からコロナ明けて久しいと言うことでドイツ本社の指示で週に3回は出社するようにとの指示。毎日出社していた日々を思い出すが、よく通っていたよな、と感心するくらいに今は会社に出て行くのが億劫だ。

が、もう息子も高校生なので留守番させていてもあまり不安がない。

家事をもうあまりできなくなるので弁当を作ることなど、いろいろ工夫が必要になってくると思うのだが、それはそれでよい。コロナは終わろうとしている。オレも満員電車に苦しめられる生活に戻らなくてはならないようだ。

 

週に3回の出社はいいのだが、今、そんなに仕事がないような気がするので、出かけてみても仕方がないような感じもある。

 

 

台風クラブ


www.youtube.com

相米慎二カントクの昭和の青春映画。当時から気になっていたのだが、Amazon動画で目に入ったので500円で鑑賞。ネット民の評価も結構高い。

昭和の演出で台詞の読み方もなんとなく芝居っぽいのが、令和のドラマになれてしまった自分には気になったが、場面と場面と乱暴につなげつつ、物語がぐいぐいと進んでいくのは面白かった。

中信という長野の小さな中学校で台風の日に起きた一連の事件のようすを、たんたんとしかし荒々しく描いていく。退屈ではけ口のない中学生のエネルギー、このままここで埋もれてしまうなんて我慢ならないという焦りと不満と、そうはいいながらもどうしたらいいのかわからない思春期をよく描けていると思う。

こんな何もない田舎にずっといるのはいやだ、という思春期の話として「悪の華」という漫画を思い出す。

悪の華の主人公の女の子は問題のある家庭環境なのだが、なにしろ田舎なので逃げるところがないのだ。逃げるところは自分の心の中に作るしかない。そんな環境に無理矢理に閉じ込められた若者たちのエネルギーの発露を、すごく不健全に描いたのがこの「悪の華」で、それをもう少し爽やかにしたのが「台風クラブ」だった。

 

映画の名前からもう少し明るくて爽やかな話かと思っていたのだが、全然違った。

見て良かった。あと、若い頃の三浦友和がかっこいい(役柄は人生を少し諦めてしまった数学教師なので、かっこよくない)。

よつばと!

 

よつば、という元気な女の子(1巻では5歳だった。そのあと成長するのかは知らない)が、のびのびと暮らしている様子を楽しむ漫画。

「ずるい仕事術」の最後の方に、メンタルを支えてくれる本として唯一紹介されていた。BookOffにいたわけなのでよく探せば売り場に置いてある可能性もあったのだが、さっき見たときには見当たらなかったので、yahooオークションで2000円で全15巻を買った。

家に帰ってからネットで少し調べてみて、ネットで見れる話だけ読んでみた。そして大笑いしてしまった。なるほど、癒やされる。細かいことを気にせずにまっすぐに強く生きているよつばに、ちょっと共感しながら読んでしまう。買って良かった。

 

 

 

ずるい仕事術

散歩日和となった。

 

半引退モードで暮らしている自分には、春風に吹かれて散歩に出かけるという特権がある。ツマに「住民票をとってきて」とか「借りてあった本を代わりに返してきて」などの「お使い」をもらって、あざみ野駅にむかうわけだが、散歩するためにその隣のたまプラーザ駅に行く。そしてたまプラーザ駅からあざみ野駅にもどる道を散歩として楽しむ。平日、長くて大きい坂をおりながら春風に吹かれる。自分がどこを歩いているのかわからない。地元であることに間違いはないので不安はない。方向がわからない。わからないままに歩くのもまた楽しい。こんな店が近くにあったんだな、と思いながら歩いて行く。風が気持ちよい。これもまた、幸せの1つのかたちか。

方向感覚がまったくなくなったので、Google Mapにたすけてもらいながらあざみ野駅にむかっていく。

BGMは村松健のピアノ。

 

あざみ野駅の出張所にて息子の住民票をゲット。出張所は暇そうで、とても親切。

図書館は月曜日なので休館だった。そうだったね、図書館は月曜日は休みなのだったよね。温かいを通り越してむしろ汗ばんできた。暑いくらいだ。

あざみ野のBookOffに行って、100円で60分座れるという座席にて本を読む。漫画喫茶よりも手軽で、本も漫画に限定されないのでとてもありがたい。平日なので誰も使っていない。漫画コーナーを見たが、今時のものが多くてどうも食指が動かない。

 

「ずるい仕事術」が書棚にあったのでそれを取り出して、面白そうなら買おうかなと思いつつ読み始めた。冷たいDr.ペッパーを飲みながら流し読みしていたら、面白かったので結局最後まで読んでしまった。なるほどなと思った。手元に置いてまた読む価値はあると思うが、1150円を惜しんで本棚に戻した。

 

ずるい、の意味はつまり、つらくないように働くことを善として、それを満たしつつ成果を出す方法を紹介しているからだろう。

「ずるい」というワードは買い手の興味をひきやすいので、その辺もちゃんと考慮した感じであろう。