3500円の重たい本を買ってしまった。
中学受験のための算数の問題の解き方をそれはそれはわかりやすく説明してくれたもので、これ以上に易しく説明するのは不自然だろうという次元まで優しくしてくれている。息子に算数の質問をされたときに、あまりにどうやって手を出したらいいのかわからなかったので、このままではなんだかつまらないし不甲斐ないと思って、せめて基本的な取り組み方は覚えておこうと勉強し始めることにした。
徒手空拳の状態から、ほんの少しだけ進んだ感じで、息子が塾でやっている水準にはまだまだ程遠いが、大人なので入り口さえ見つかればあとは応用することはできるのではないかと期待している。
頭を使わないでいると、だんだんと頭が弱ってしまう。
難しいことやややこしいことを考えたくなくなったら、もう思考力の低下の始まりだ。
まだ、そうはなりたくない。
ただ、解き方がわからないと小学校の算数は結構手強い問題が多く、解き方がわかる、というときに使う頭脳は、仕事でも役に立ちそうな気がする。