風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

渋谷の裏通りを歩く

飲み会の約束を古い知り合いとして、渋谷の街へ。道玄坂だったのだが、文化村方面だったとわかり、夜の渋谷の街を歩く。マレーシアのブキビンタンを歩いた時のような夜の活気が、怪しく街を取り巻いている。人がいる、外国人や、カップルや、綺麗なお姉さんや、目つきのヤバイおっさん。あー、ここはアジアのカオス、元々の価値観なんかで鬱々とし始めていた自分が溶解していく。財布が盗まれないかカバンに注意を払いつつ、誰を自分を知らない夜の街を歩いていく。

無頼だ。

なんだかわからないけど、元気をもらえた。このなんでもありな感じのお陰だろうか。転職するなら渋谷で働けることを条件にしたいな、と思った。

落ち込んできたなら、夜の渋谷を歩き回ってみてほしい。人通りの多い裏通りを。なんか、悩んでいたことがくだらなく思えてくるかも知れないから。

そうやって、落ち込んだり、それを忘れたりしながら、螺旋階段を登るようにクルクルと気持ちを変化させつつ、いつしか生きてる。