風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

散歩する侵略者

元は演劇だったらしい、長澤まさみと松田龍作が出てくる、宇宙人が地球人から様々な概念を個人から盗んで、そうしてやがて侵略してくるというお話。長谷川博己もジャーナリストとして出てくる。

長澤まさみは、ひどい目にあう強い女性、の役が多いな最近。マスカレードホテルのホテルウーマンの役も、アイアムヒーローの看護婦の役も。そして今回の宇宙人に亭主を乗っ取られた役も。でも、大人の落ち着いた感じと、女性の弱さが同時に出せてる。美人だし。

話は正直、あちこち不満が多い。登場人物たちがなぜその変わった行動をとったのか、についての説明や背景のヒントが何もないので、感情移入できない。展開に視聴者は置いてきぼりだ。なんだなんだ、と、見ているうちに終わる。政府の対応もやる気があるのかないのか、微妙な対応だし。

これは失敗作ではあるまいか?