風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

マスカレードホテル 映画版

Amazon動画で視聴。

長澤まさみも、木村拓哉もまさにこの役というハマり具合で全く文句なし。映画と小説の比較で考えると、警察とホテルの利害関係や立場の対立は映像的にわからせる表現の方が優れていたし、ホテルの映像もとても良かったと思う。

だが、トリックの説明についてはやはり会話だけだと掴みにくいので、もう少し模式図のようなものを入れてわかりやすくすると良かったと思う。

それから、終わらせ方の切れ味も小説の方があっさりしていて好きだった。でも、小説を読んだときの感覚と同じものを味わえたのだから、よい映画化だったのだと思う。