パタリロ！の魔夜峰央の原作マンガを実写にしたという野心的な映画。第二作目が出来たということで、結構面白いのか？と思うようになり、試しに視聴。パタリロ！もそうだが、魔夜峰央といえば男色の世界。ボーイズラブの走りだが、そんな甘酸っぱいやつではなくて、むしろタバコくさい。男たちはみんなマンガチックに美男子である。同性愛漫画のキャラたちには美しくあって欲しい。百合モノでも薔薇モノでも。
男色漫画なのに、主人公に二階堂ふみが起用されているというこの踏ん切りが良い。そしてもう一人の美麗な主人公が、Gaktoサマである。美しい。味方役に、京本政樹である。よく集めてきたものだ。
虐げられている埼玉県県民が自分たちの存続のために立ち上がるような話。
振り切った演技と、そのバカバカしさが、何も考えずに見られて面白い。メランコリアをこないだ見たばかりなので、その違いが圧倒的だ。
